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この便りでは当農園の畑の様子や、野菜の食べ方、農家の生活について等などありのままの姿を綴っていければと思います。皆さんに役立つ情報ばかり!ではありませんが、お楽しみいただければ幸いです。
 
 さて、昨年12月は上旬から雪が降り気温もぐっと冷え込み、普段ならば少しずつ霜にあたり甘みを増していく野菜たちが一気に寒さに当たり葉は縮れ、生育は止まってしまいました。こういう時ばかりは「寒さに当たって美味しくなった野菜です」というキャッチフレーズを使うにも内心野菜に痛みは出てないか、と不安になります。

 年明けを見越して播いたものもまったく大きくならず、初めて今年はビニールトンネルを後から設置しました。これでお天気さえよければ温度が上がるのですが、降るわ降るわ雨アメあめ…。なかなか思い通りにはいきません。皆様には欲しい時期に葉物を出荷することができず大変ご迷惑をおかけいたしました。

 そんな中、実験的に水菜を播いておいたある場所では寒さに負けず葉も傷まず葉柄はシャクシャクと歯切れよく、香りもなんともいえず旨いものができました。耕作放棄地で野菜を作ると始めの年はこんな野菜が採れて「俺は野菜作りの天才だな」と思ったのですが、年々それなりの味に落ち着いてきたように感じます。

 当農園では当初、不耕起栽培という土を耕さずに野菜を育てるやり方をしておりましたが2年目からはトラクターを導入し、普通の有機栽培をおこなっています。私の畑の師は土を闇雲に動かさず、「野菜はオマケ、作っているのは土」とおっしゃっておりそこでの野菜は毎年がなんともいえない旨さがあります。特別に濃い味とか、甘いだとかではなく野菜そのものの味があるとでもいいましょうか…。

 そうした経過もあって、今年からの栽培方法は昔ながらの鋤(すき)を使ったものに変え、出来るだけ土を動かさず良い堆肥を入れてやろうと試みているところです。なかなか農業というのは結果がすぐ出るものではありませんが、春の暖かさと野菜を楽しみにお待ちいただければと思います。それではまた次号で。
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